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AI活用

AIの「公開しました」を信じたら、ページは404だった

AIに公開作業を任せたら、報告は完了なのに実際のページは表示されない。完了報告と現実のずれはなぜ起きるのか、実物確認まで頼み方に組み込む方法を紹介します。

AIに作業を任せると、最後に気持ちのいい報告が返ってきます。
「公開しました」「設定は完了です」。
先日、その報告を受け取ってページを開いたら、404エラーでした。
公開されたはずの記事が、存在しないことになっていたのです。

調べてみると、AIは嘘をついたわけではありませんでした。
記事のデータは正しく登録されていて、作業そのものは終わっていました。
ただ、公開開始の日時がほんの少しだけ未来に設定されていたのです。
データの上では「公開済み」、訪問者から見れば「存在しない」。
どちらの言い分も正しいのが、この手のずれの嫌なところです。

人間の新人なら、作業のあとに自分のスマホでページを開いて確かめるでしょう。
AIはそれを、頼まれない限りやりません。
「登録する」と「表示されているのを確かめる」は、AIにとって別々の仕事だからです。
完了報告は「作業をした」という意味であって、「望んだ結果になっている」という保証ではありません。

それ以来、依頼の最後に一行足すようにしています。
「終わったら、実際の画面を開いて表示を確認してから報告して」。
そして報告には、何をどう確認したかを含めてもらいます。
「公開しました。ページを開いてタイトルと本文の表示まで確認済みです」まで来て、はじめて完了です。

依頼する AIが作業する 「完了しました」の報告 実物を開いて確認する 報告ではなく、画面そのものを見る 問題なし 完了 ずれていたら差し戻し

この一行は、相手がAIでなくても同じ効果があります。
外注でも、社内の依頼でも、「完了の定義」を先に共有しておくと、ずれはたいてい防げます。
AIとのやり取りは、頼み方の練習台としても案外優秀です。

AIの報告を、疑ってかかる必要はありません。
ただ、報告の意味を正しく受け取る必要はあります。
「やりました」と「できています」は別物。
その間を埋めるのが、実物を開くというひと手間です。

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