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CMSの選び方、比較表のどこを見ればいいのか——丸の数を数える前に決めたい5つの基準
CMSを選ぶとき、たいてい最初に渡されるのは機能の比較表です。
項目がずらりと並んでいて、丸が多いほうが良さそうに見える。
私も昔はその表を横に並べて、丸の数を数えていました。
ただ、実際に運用が始まってから効いてきたのは、表のどこにも書かれていない部分でした。
ひとつ目は、日々の更新を誰がやるのかです。
制作会社に頼み続けるのか、社内の担当者が触るのかで、必要な管理画面はまるで変わります。
社内で回すつもりなら、機能の多さより「迷わず投稿できるか」のほうが効いてきます。
ふたつ目は、ページの型を自分たちで増やせるかどうか。
新しい見せ方が必要になるたびに見積もりが要る作りだと、サイトはだんだん更新されなくなります。
三つ目は、公開までの流れに人のチェックを挟めるかです。
担当者が下書きして、上長が確認して、公開する。
この当たり前の流れが仕組みとして用意されていないと、結局メールで原稿を回すことになります。
四つ目は、何かあったときに戻せるか。
履歴とバックアップが管理画面から扱えるかどうかで、更新するときの心理的な負担がずいぶん違います。
五つ目が、数年後に自分たちの手元へ何が残るのかという話です。
データを持ち出せるか、サーバーを移せるか、契約が切れたときに何が止まるのか。
比較表の丸は、この五つのどれにも答えてくれません。
だから私は、表を眺める前にこの5点を自分の言葉で書き出してもらうようにしています。
コンテナと他のCMSとの違いはWordPress・SaaS型CMS と Container の違いにまとめていますので、選定の材料にしてみてください。