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Google、サイトに置ける「Preferred Sources」ボタンを公開——HTML 2行で設置、押した読者の検索結果で優先表示
読者に自分のサイトを「優先する情報源」として登録してもらうボタンを、Google が公式に配布しはじめました。head に読み込み用のスクリプトを1行、出したい位置にタグを1つ置くだけで、端末と言語に合わせたボタンが表示されます。押した読者の検索トップニュース・Discover・Google ニュースで優先的に表示され、5月からは AI Overviews と AI Mode にも反映されています。対象はドメインとサブドメイン単位で、サブディレクトリは登録できません。
Google が、Web サイトに直接埋め込める「Preferred Sources(優先する情報源)」ボタンの提供を始めました。
Search Central の公式ドキュメントに設置方法が載っています。
HTML の head 部分に読み込み用のスクリプトを1行入れ、ボタンを出したい位置にタグを1つ置くだけで、端末と言語に合わせた見た目のボタンが自動で表示されます。
暗い配色に合わせる指定や、表示言語の指定も属性で切り替えられます。
読者がこのボタンを押すと、その人の Google 検索のトップニュース、Discover、Google ニュースで、そのサイトの記事が優先的に出るようになります。
以前は別のページへ移動して設定する必要がありましたが、押したあとはもとの記事にすぐ戻る形へ改められました。
効くのは押した本人の検索結果だけで、サイト全体の順位が上がる仕組みではありません。
Google は2026年5月に、この設定を AI Overviews と AI Mode の回答にも反映させています。
気をつけたいのは対象の単位です。
登録できるのはドメインとサブドメインで、example.com や news.example.com は対象になりますが、example.com/blog のようなサブディレクトリは対象外とされています。
オウンドメディアをサブディレクトリで運用している場合、この機能はそのままでは使えません。
設置の前提として、そのサイトが Google の情報源の設定画面に出てくることも条件になります。
AI による要約が検索結果の手前に立つようになって、サイトへの流入が落ちたという声をあちこちで聞きます。
そのなかで、読者が自分の意思で「この媒体を優先して読みたい」と示せる導線が用意された意味は小さくないと思う。
順位を取りにいく努力とは別に、すでに読んでくれている人との関係を太くする手段が増えた、という受け止め方もできる。
記事の末尾や著者欄など、読み終わった人の目に入る場所に置いてみる価値はありそうです。