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Google、「Gemini 3.8 Flash」と「3.8 Flash Cyber」を公開——4か月で4本目のFlash、当面は100万トークンあたり入力0.75ドル
Google が9月2日、「Gemini 3.8 Flash」と「Gemini 3.8 Flash Cyber」を公開しました。
Flash 系の刷新はここ4か月で4本目にあたり、前版の 3.7 Flash からは3週間ほどしか経っていません。
位置づけは同社の言う「最も賢いワークホース(実務用)モデル」で、長丁場のソフトウェア開発やエージェント動作、企業の複雑な業務フローを想定しています。
料金は100万トークンあたり入力0.75ドル・出力3.75ドルで、これは2026年12月31日までの導入価格です。
2027年1月1日からは入力1.50ドル・出力7.50ドルの通常価格に移ります。
開発者向けの提供先は Google AI Studio と Gemini API、Android Studio、Google Antigravity、Gemini Enterprise。
一般の利用者向けには Google AI Pro/Ultra の契約者に対して、Gemini アプリ・Google 検索の AI モード・Google スプレッドシートで使えるようになります。
もう一方の 3.8 Flash Cyber は、守る側のセキュリティ用途に絞ったモデルです。
脆弱性の検出を測る CyberGym で前版とより大きなモデルを上回り、実際の脆弱性発見は20言語で7割を超える成功率、修正パッチを当てる CWE-Bench では 47.2%(pass@1)と説明されています。
Chrome のセキュリティ調査で見つかった不具合に対しては、他社の商用モデルの2.6倍の正しいパッチを出したという数字も出ています。
提供は Fairwind Program を通じた形で、審査を通した防御側の組織に限られます。
第三者の測定では、Artificial Analysis の Intelligence Index が高推論設定で59。前版から3ポイントの上積みでした。
ただし1タスクあたりの出力トークンが3割ほど増えたため、単価が据え置きでもタスクあたりの費用は4割ほど上がったとされています。
扱えるコンテキストの長さは100万トークンで変わりません。
使うモデルを差し替えるときは、単価だけでなく1回あたりにどれだけ吐くかまで見ておいたほうがよさそうです。