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CMSを移行する手順、何から手をつければいいのか——引っ越し作業を5つの工程に分けて考える
CMSの移行について相談を受けるとき、最初に返ってくる言葉はだいたい同じだ。
「何から手をつければいいかわからない」。
移行というと、既存のページを全部つくり直す大工事のように身構えてしまう人が多い。
でも実際に動かしてみると、作業は驚くほどはっきりした工程に分けられる。
私がいつも整理しているのは、棚卸し・受け皿の設計・コンテンツの移し替え・リダイレクトの設計・検証という5つの工程だ。
棚卸しでは、既存サイトのURL・ページ数・使われているプラグインや機能を洗い出す。
受け皿の設計では、移行先でそれぞれのコンテンツをどう受け止めるか、ディレクトリ構成やテンプレートを決めていく。
ここまで終わってはじめて、実際のコンテンツ移し替えに入れる。
移行作業でつまずきやすいのは、実はコンテンツの移し替えそのものより後の工程だと思う。
URLの構造が変わる移行では、旧URLから新URLへのリダイレクトを1件ずつ設計しないと、検索エンジンに積み上げてきた評価がそこで途切れてしまう。
件数が多いサイトほどこの作業は地味で時間がかかり、後回しにされがちだ。
公開してから慌ててリダイレクトを組む現場を何度か見てきた。
工程を分けて考えるようになってから、移行の見積もりも進行も、以前よりずっと立てやすくなった。
WordPressからの移行を検討している方向けに、こうした手順の考え方をWordPressからの移行・脱WordPressのページにまとめている。