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大手パブリッシャーがGoogleのクロール遮断を検討——AI Overviewsで流入が半減
ウォール・ストリート・ジャーナル報道。USA Today・Reuters・Politico・Redditなどが、AI Overviewsによる流入減を理由にGoogleのクロール遮断を検討。USA Todayは1年でほぼ半減、Business Insiderは85%以上減と伝えられている。
USA Today、Reuters、Politico、The Economist、People Inc.、そしてRedditといった大手が、Googleにサイトを巡回させ続けることの是非を本気で議論している——ウォール・ストリート・ジャーナルがそう報じ、7月の検索界隈はその話でもちきりになりました。
USA Today CoのCEOであるMike Reed氏は「もう十分だと声を上げるときだ」と述べ、流入の落ち込みが続くならクローラーを遮断する選択もあり得るとしています。
Reutersも消費者向けのニュース商品についてはGoogleのボットを止める検討に入っていると伝えられました。
背景にあるのは数字です。
USA Todayの米国内オーガニック流入は2025年6月から2026年6月にかけてほぼ半減し、Politicoは23%、CNNは約25%、Business Insiderにいたっては85%以上落ちたと報じられています。
Pew Research Centerの調査では、AI Overviewsが出ない検索でのクリック率が15%だったのに対し、出る検索では8%まで下がりました。
記事は読まれているのに、サイトには誰も来ない。
その状態が続けば、載せる理由そのものが問い直されるのは自然な流れだと思います。
Google側は、AI検索の機能を通じて毎週数十億のクリックを送り出していると反論しています。
6月からは、通常の検索結果には残したままAI検索の表示からは外せる仕組みのテストも始めていて、対話の余地は残っている状況です。
私たちのような規模のサイトにとって、クローラーの遮断は現実的な選択肢ではありません。
それでも、検索から来た人がそのまま帰らずに済む理由を自分のサイト側に用意しておくことは、大手が揺れている今こそ効いてくるのではないだろうか。