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アクセスが集中した日に、そのサイトは耐えられますか——静的書き出しという備え
紹介された日にかぎってサイトが開かない。CMSがページごとに行っている計算を、あらかじめ済ませてHTMLとして置いておく。静的HTML書き出しという備えの話。
テレビで紹介された日のことを、まだ覚えています。
朝から問い合わせが鳴りやまず、担当者が喜んでいたのも束の間、「サイトが開かないと言われている」という連絡が回ってきました。
管理画面には普通に入れる。
それなのに、外から見たページだけが延々と読み込み中のまま止まっている。
うれしい日のはずが、いちばん見てほしかった人たちを門前払いしていたわけです。
CMSでできたサイトは、誰かがページを開くたびに裏側で計算をしています。
どの記事を出すか、どのテンプレートに流し込むか、新着は何件か。
普段の来訪者数なら誰も気づかない程度の仕事量ですが、それが何十倍にもなると話が変わる。
サーバーを増やせば解決はしますが、年に数回のために増やしっぱなしにするのは、なんとももったいない。
だったら計算そのものをやめてしまえばいい、というのがもうひとつの道です。
Containerには静的HTML書き出しがあります。
管理画面でこれまで通り編集して、書き出しを実行すると、出来上がったページがそのままHTMLファイルとして置かれる。
訪問者が見るのはその完成品なので、データベースもPHPも通りません。
表示は速いし、アクセスが集中しても倒れにくい。
公開側に動く仕組みが載っていないぶん、外から突かれる余地が小さくなるのも、地味ながらありがたいところです。
すべてのサイトを静的にすべきだ、という話ではありません。
更新が月に数回のコーポレートサイト、期間が決まっているキャンペーンページ、告知の直後だけ人が押し寄せるお知らせ——向いている場面は案外はっきりしています。
備えというのは、使わずに済めばそれがいちばんいい。
それでも、あの日の「開かない」という連絡をもう一度受け取るくらいなら、先に手を打っておきたいと私は思います。
詳しくは静的HTML書き出しのページをご覧ください。