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そのAI、先月いくら使いましたか——AI利用状況という家計簿
AIの費用は、使ってから金額が分かる後払いの出費です。だから「思ったより多い」も「実はほとんど使われていない」も、請求が来るまで分かりません。誰がどの機能でどれだけ使ったかが見えていれば、締める判断も、もっと使ってもらう判断も、その場でできます。
先月、社内でAIをどれくらい使ったか、金額で答えられるでしょうか。
私はこの質問を人にしておいて、自分がすぐ答えられなかったことがあります。
便利だから使う、使うから費用が出る、そこまでは分かっていても、いくらだったかは請求を見るまで知らない。
そういう状態がしばらく続いていました。
AIの費用が分かりにくいのは、人数×月額のような形をしていないからだと思う。
使った分だけ後から積み上がる、電気代に近い出費です。
しかも単位はトークンという見慣れないもので、記事を1本書かせたら何円かかったのか、感覚が育つまでに時間がかかる。
だから多くの現場で、AIは「たぶん大丈夫な範囲」という曖昧な扱いになってしまう。
厄介なのは、使いすぎだけが問題ではないところです。
むしろ私が驚いたのは逆のほうで、せっかく用意した機能がほとんど触られていない月があった。
費用は小さく収まっているのに、誰の仕事も楽になっていない。
これは節約ではなくて、ただ使われていないだけです。
見えていなければ、どちらの状態なのかも判断できません。
だからコンテナでは、AIの使用量をそのまま画面に出しています。
誰が、どの機能で、どれだけのトークンを使い、金額にするといくらか。
見えるようになって変わったのは、実は締める話ではありませんでした。
この程度の金額でこれだけ手間が減るなら、もっと使っていい——そう言えるようになったことのほうが大きい。
数字は止めるためではなく、腹を決めるために要るのだと思う。
詳しくはAI利用状況ダッシュボードのページをご覧ください。