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その見出し、大きい文字で代用していませんか——見出しという骨組み
画面の上では見出しに見えていても、そこに見出しであるという印がついていないことがあります。h1〜h6 は文字を大きくする道具ではなく、文章の骨組みを示す印です。階層が飛んでいても表示は壊れないぶん、何年も気づかれないまま残ります。確かめ方と、書くときに考えるべきことについて。
納品されたばかりのページを触っていて、見出しのつもりの一行が、ただの太字だったことに気づいたことがあります。
画面で見るぶんには、たしかに見出しに見える。
ただ、そこには見出しであるという印が、どこにもついていませんでした。
HTMLの見出しは h1 から h6 まであって、数字が小さいほど大きなまとまりを表します。
文字を大きくするための道具ではなく、文章の骨組みを示すための印です。
検索エンジンはここを読んで話の構造を推し量るし、読み上げソフトを使う人は見出しだけを拾って目次のように飛び回ります。
太字と文字サイズで見た目を似せても、その骨組みは伝わらない。
やりがちなのは、大きく見せたいという理由だけで h2 を選ぶことです。
h2 のあとにいきなり h4 が来たり、一枚のページに h1 が三つあったりする。
順番が飛んでいても画面は壊れないので、誰も困らないまま何年も残ります。
見た目を整えるのはスタイル側の仕事で、見出しの階層は中身の話。
ここを分けて考えると、迷わずに選べるようになると思う。
確かめ方は単純で、記事を上から読みながら見出しだけを拾い、それが目次として通じるかを見ればいい。
通じないなら、たぶんどこかで階層が飛んでいます。
コンテナのエディタは見出しをレベルで選ぶようになっていて、大きさは後からスタイルで整えられるので、書くときは中身の順番だけ考えれば済みます。
投稿記事/固定ページのページもあわせてご覧ください。