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業界動向

ChatGPT・Claude・Grok が同じ時間帯にそろって停止——9月3日、共通の原因は確認されず

米国時間の9月3日、ChatGPT・Claude・Grok の3つが、ほぼ同じ時間帯にそろって使えなくなりました。
ChatGPT と Codex は太平洋時間の午前7時43分ごろから経路制御の誤りで一部の利用者に届かなくなり、8時17分ごろに修正が適用されています。
Claude は3時間6分の障害で、Claude.ai・Claude Code・API が影響を受けました。
Grok も同じ朝に停止し、Google の Gemini だけは影響を受けていません。

3社が同時に落ちたことから、土台となるクラウド基盤を共有しているのではないかという見方がすぐに出ました。
ただ、主要なクラウド事業者側に該当する障害は確認されておらず、CDN 事業者も自社に大きな障害はないと表明しています。
各社が公表した原因の説明もそれぞれ別のもので、本記事の時点で共通の原因は確認されていません。
たまたま重なっただけ、という可能性も残っています。

原因はさておき、この日いちばん広がったのは利用者側の反応でした。
3つとも止まっていた数十分から数時間のあいだ、下書きも要約も翻訳も手が止まり、AIなしでどう仕事を進めるかという声が並びました。
乗り換え先を用意しているつもりでも、その乗り換え先が同じ時間に止まることがある。
一社に依存しない構えのつもりが、実は同じ日にまとめて止まる構えだった、というのが今回の気づきどころです。

サイト運営の側で考えておきたいのは、AIを組み込んだ機能の止まり方です。
記事の下書き、問い合わせの一次応答、サイト内検索の要約あたりは、止まったときに画面がどうなるかを決めていないと、訪問者には壊れたサイトに見えます。
応答が返らないときは通常の検索結果や問い合わせフォームへ静かに落とす、という逃げ道を先に用意しておく。
複数のAIを切り替えられる構成にしておくのも有効ですが、今回のようにそろって止まる日があることは頭の片隅に置いておきたいところです。

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