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WordPressからの移行、費用はどこで決まるのか——見積もりの前に分解しておきたい5つの内訳
「WordPressから別のCMSに移すと、いくらかかりますか」。
この質問に、私は即答できません。
金額を隠したいからではなくて、同じ100ページのサイトでも、中身の作られ方によって工数が3倍くらい平気で変わるからです。
だから見積もりの前に、費用がどこで決まるのかを先に分解しておいたほうが、話がずっと早いと思っています。
ひとつ目は、ページの「型」の数です。
ページ数そのものより、レイアウトの種類が何通りあるかのほうが効きます。
お知らせと固定ページの2型で100ページなら軽く、1ページずつ違うデザインの20ページのほうが重い。
ふたつ目は、本文の中にどれだけ独自のショートコードや埋め込みが混ざっているかです。
プラグイン頼みで組んだ表やスライダーは、そのまま持っていけないので、ひとつずつ置き換え先を決める作業が発生します。
三つ目は、URLをどこまで維持するかです。
検索評価を引き継ぐには旧URLから新URLへの転送表が要りますが、パーマリンク設定が途中で変わっているサイトだと、この表を作る作業そのものが調査になります。
四つ目は、フォームや会員機能のような「表示以外」の仕組み。
五つ目が、移行したあと誰が更新するのかという運用体制で、ここが決まっていないと権限設計や承認フローを後から作り直すことになります。
裏を返せば、この5つを自分で書き出しておけば、どの会社に見積もりを頼んでも比較できる土台ができます。
「ページ数」だけを伝えて出てきた金額は、たいてい後で膨らむか、逆に安すぎて途中で止まる。
私自身、内訳を先に共有してもらえた案件のほうが、最終的な着地が最初の見積もりから外れなかった経験が多い。
コンテナでの移行の進め方はWordPressからの移行・脱WordPressに、WordPressとの機能の違いはWordPress・SaaS型CMS と Container の違いにまとめています。