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OpenAI、ナビエ–ストークス方程式の特異点解を発表——未公開モデルとAIエージェント群が88時間で到達
OpenAIが9月8日、数学の未解決問題「ミレニアム懸賞問題」の一つであるナビエ–ストークス方程式に関する結果を、大規模なAIエージェント群を使って得たと発表しました。
対象は、3次元の非圧縮性ナビエ–ストークス方程式において解が特異点(値が発散する点)を持つかどうかという、長年未解決だった問いです。
公式発表によると、一般には公開されていない内部モデルを使い、1万体の自律型AIエージェントを並列で走らせ、9月5日に特異点の存在を示す結果に到達したとしています。
最初のエージェントが動き出してから88時間後のことで、さらに17時間かけて別のAIモデルがその結果を形式的に検証したといいます。
OpenAIはこの結果についてミレニアム懸賞金を申請する意向はないとしており、問題を管理するクレイ数学研究所も、現時点ではナビエ–ストークス方程式を未解決問題のリストから外していません。
真偽や評価が定まるのはこれからですが、大規模なAIエージェント群を長時間走らせて数学の証明を組み立てるという手法自体は、AIによる数学研究の一つの方向性を示す事例です。